2018年2月3日土曜日




聞き書き人の会の会報誌『聞く、書く。』第6号ができました。

第6号のテーマは「人の記憶を共有する」。人々の記憶を記録することが、地域のこれからとどう結びついてくのかを、探っています。
聞き書きは、医療、福祉、教育、そして地域づくりなど、さまざまな分野、場面で、少しずつ広がりをみせています。
この号では、地域とのかかわりを考えながら、人々の記憶に寄り添ってきた1年間の活動を作品集としてまとめました。
昨日(2月2日)の例会では、できあがった6号を手にして、その出来を語り合いました。
『聞く、書く。』は県内の主要図書館に寄贈するほか、一部書店でも取り扱ってもらっています。
定価は本体500円+税。
ご希望の方は、事務局の吉備人出版086-235-3456へお問い合わせください。

●仕様 A5判 並製本
●ページ数 159頁
●定価 本体価格500円+税
●ISBN978-4ー86069-540-8 C0095 ¥500E
第6号●目次
地域の記憶と聞き書き 山川隆之
聞き書き/子ども3人はお好み焼きで育てました 中司廣志
聞き書き/雲海の立ち込める山上の暮らし 小山博子
聞き書き/うちの完ちゃんはいい人だったから、
      みんなによくしてもらって、私は幸せ 人見裕江
聞き書き/僕の青春 辻 眞帆
聞き書き/苦しみの毎日だったけど、私にも熱い青春があったよ 古宮真由美
聞き書き/砲弾の中で過ごした20代 文屋 泉
聞き書き/ガタガタした帽子もいいじゃねえか 相澤麻有子
聞き書き/江道橋のたもとで佐藤伸隆
聞き書き/米寿を迎える父 森光康恵
聞き書き/地域の語りを聞く 正保潤子
エッセイ/「聞き書き」に出会って 小山明子